SSDのススメ

こんにちは。豊橋工場の吉田です。

今回は、自作PC（パソコン）について、少しお話させて頂きます。

パソコンを自作する、と聞くと、難しいとか、知識が無いと無理だろう…と思う人も少なくないと思いますが、実はそんなに難しいことでは無いんです。

時間と手間は、既成品と比べて掛かりますが、自分好みのパソコンを組上げられるというのが一番の魅力だと思います。

①PCでやりたいことを考える

…動画を見たい、ゲームがしたい、など、PCをどの程度使う予定なのかは決めておきましょう。

②PCショップの店員さんにアドバイスをもらう

…PCショップに行って、①の内容を店員さんに伝え、どんなパーツが必要になるのかアドバイスをもらいましょう。

予算とも相談が必要ですよね。

PCの利用に最低限必要なパーツは、

・CPU（Celeron, Intel Coreシリーズなど、チップ状の回路。冷却用のファンとセットで入っています)

・マザーボード（基板）

・RAM（メモリ）

・電源装置

・PCケース

・HDD(ハードディスクドライブ)などの記憶装置

・ディスプレイ（TVで代用してもOK。）、出力ケーブル

・マウス、キーボードなどの操作する物

・OS(MacやWindows)

・CDやDVDを読み込むドライブ

必要になる物は多い上、各パーツの種類の多さに困ってしまいますが、専門店では自作PC用パーツ一式のセット販売もあったりします。

それをベースにいくつかのパーツを他のものと入れ替える、という形で、私はパーツを選びました。

③PCを組み上げる

i)まずは準備をします。

手が汚れていたら洗って、乾かしておきます。

静電気でバチッといってもマズイので、ドアノブやドアのサッシのような金属に触れて、体にたまっている電気を地面に逃しておきましょう。

ii)マザーボードに、CPUと冷却ファンを取付けます。

取付け方は、説明書に’描いて’あるので、その通りに取付けます。CPUの冷却ファンにはジェル状のものが付いていますが、拭かずに取付けます。

iii)PCケースに、部品を固定します。

（参考になるかどうかは分かりませんが、私のPCケースの中身はこんな感じです）

固定するパーツによって、使うネジにミリネジとインチネジの２種類あります。違う方のネジを使うと上手く固定出来ないので、無理やりねじ込まないように注意です。

電源装置、マザーボード、HDDまたはSSD、CDやDVDを読み込むドライブを固定します。

マザーボードに、RAMを取付けます。

iv)配線して、組み上がり。

電源装置と各部品を、電源用コードで。マザーボードと各部品を、データ用のコードでつなぎます。

冷却ファンを回転させた時にコードを巻き込まないように、コードの位置には注意しましょう。

組み上がったPCに電源、ディスプレイ、マウスなどをつなぎます。

④OSをインストール

PCの電源を入れ、OSのインストール用ディスクを入れて読み込ませます。

国や時間、ユーザー名といった初期設定をして、完成です！

電源が入らない、ドライバが動かないといった場合、私の場合はコードが抜けていました。確認しましょう。

さて、私が自作PCを組んだ結果、驚いたことがあります。それは「SSD」の存在です。

SSDはHDDと同じく、記憶するためのパーツなのですが、読み込み・書き込みが早い、熱を持ちにくい、音が静かといった特長があります。

PCの電源を入れて、操作出来るようになるまでの時間が４割以上、短縮されていると感じます。

その読み込み・書き込みの速さに惚れ込み、PS4の内蔵HDDをSSDに換装してしまった程です。

※SSD(左) と HDD(右)

寿命が約５年と短い、HDDと比べて高価（SSDは容量500GBで約15,000円~、容量1TBで約30,000円~）という短所もありますが、私はもうSSDが手放せそうにありません。

The following two tabs change content below.

• この記事を書いた人
• 最新の記事

吉田翔

設計部 ： フジプレコン株式会社

平成28年入社、豊橋工場の吉田翔です。　設計部として、製品の図面や計算を基に、より良いご提案が出来るように努めています。　よろしくお願いします。

最新記事 by 吉田翔 (全て見る)

• 【姫路市立動物園】行ってきました！ - 2022年6月22日
• 姫路セントラルパークへ行ってきました。 - 2022年5月13日
• 宇宙の欠片に思いを馳せて - 2022年2月8日