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大雨には気を付ける<側溝視点>

公開日: : 最終更新日:2020/07/09 投稿者:酒井隆 ECO側溝, SE側溝, スリット側溝, 道路製品

こんにちはフジプレコンの酒井です。

本当に雨が続いています。雨雲レーダーが気になり一日何回も見ているときがあります。雨の調子や降り方がその時にならないとわからない感じですね。九州地方は大変なことになっているので本当に雨が少なることを祈るのみです。

ニュースで聞く線状降水帯はいつの頃から聞くようになったでしょうか。ここ五年くらいの話ではと思いますが、線状降水帯が発生するとかなり大きな災害になる可能性があるので気を付けていかないといけませんが、結果論が多いので発生しそうですとか発生しますと予報が出ることが将来的になり避難を早くできるようにと個人的に思っています。

少し前に冠水のブログを二回に渡って書いたので良かったら参考にしてください。

側溝から冠水を考えるその1

側溝から大雨と冠水を考えるその2

側溝内を綺麗にして排水をスムーズに。冠水したとしても速やかに排水しゴミが側溝内部にたまりにくい構造の紹介をさせて頂きました。

今回は過去にも紹介させていただいてますが浸透側溝の話を少し。

毎年、雨による冠水の事故でアンダーパスがあります。大雨時には結果冠水してしまうこともあると思いますが上記の冠水ブログと同じで少しでも冠水を遅く、そして冠水してしまったとしても速やかに排水し早く危険な状態を解消するということで側溝の面から役立ちたいと考えたので浸透側溝です。

浸透タイプ_cmyk

側溝横に穴が開いてます

スリット側溝に横穴が開いており側溝内部から外に雨水を排出もできますし、側溝の外の湧水を側溝内部に入れて排水すると2通りの使い方ができます。

アンダーパスでは側溝内が安定的に綺麗でありなおかつ通常時にしっかり排水ができていることが必要に思います。

アンダーパスなので通常の道路より下。水はとにかく低いほうに流れるので雨が降っていなくても地下水が湧き出しているところも多く、通常で水が流れているので多くの雨が降るとさらに低いところに水が集まってくると冠水してしまうとおもいます。

IMG_5899

アンダーパス

浸透側溝では側溝の中の断面積は決まっていますが側溝横に浸透層を設けるので多くの雨が降った際に側溝横の穴から水を逃がしその浸透層を大きくすることで一時的に何倍もの水をためることができ、徐々に地下に水を浸透させ冠水を遅らせることができます。

雨水浸透型 通称「ECO側溝」 | フジプレコン株式会社

貯留浸透機能(浸透孔の役割)

参考施工例

まとめ

多くの雨が降ると地下に浸透しない水がほとんど川に一斉に流れ込んでいきます。

東京や都市部などでは巨大な水を一時的にためる施設、大きな施設の地下や駐車場の下に一時的に水をためる施設をお金をかけて作ることもおおいと思いますが、そんな雨水対策を小さな側溝からでありますが側溝は町中広がっているので災害に強い街つくりに貢献できたらと日々思っています。

みなさま気を付けて元気に安全に。

フジプレコンの製品ページです

 

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酒井隆

酒井隆

側溝アドバイザーフジプレコン株式会社
自転車が道路をはしる世の中になりました。様々な側溝もあり、使い分けが必要ではないでしょうか。勉強不足ではありますが、現場に応じた最適な側溝を提案する事が出来る側溝アドバイザーをめざしております。子供に車に自転車に安心安全な道路作りをぜひお手伝いさせてください。
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