大雨には気を付ける<側溝視点>
こんにちはフジプレコンの酒井です。
本当に雨が続いています。雨雲レーダーが気になり一日何回も見ているときがあります。雨の調子や降り方がその時にならないとわからない感じですね。九州地方は大変なことになっているので本当に雨が少なることを祈るのみです。
ニュースで聞く線状降水帯はいつの頃から聞くようになったでしょうか。ここ五年くらいの話ではと思いますが、線状降水帯が発生するとかなり大きな災害になる可能性があるので気を付けていかないといけませんが、結果論が多いので発生しそうですとか発生しますと予報が出ることが将来的になり避難を早くできるようにと個人的に思っています。
少し前に冠水のブログを二回に渡って書いたので良かったら参考にしてください。
側溝内を綺麗にして排水をスムーズに。冠水したとしても速やかに排水しゴミが側溝内部にたまりにくい構造の紹介をさせて頂きました。
今回は過去にも紹介させていただいてますが浸透側溝の話を少し。
毎年、雨による冠水の事故でアンダーパスがあります。大雨時には結果冠水してしまうこともあると思いますが上記の冠水ブログと同じで少しでも冠水を遅く、そして冠水してしまったとしても速やかに排水し早く危険な状態を解消するということで側溝の面から役立ちたいと考えたので浸透側溝です。
スリット側溝に横穴が開いており側溝内部から外に雨水を排出もできますし、側溝の外の湧水を側溝内部に入れて排水すると2通りの使い方ができます。
アンダーパスでは側溝内が安定的に綺麗でありなおかつ通常時にしっかり排水ができていることが必要に思います。
アンダーパスなので通常の道路より下。水はとにかく低いほうに流れるので雨が降っていなくても地下水が湧き出しているところも多く、通常で水が流れているので多くの雨が降るとさらに低いところに水が集まってくると冠水してしまうとおもいます。
浸透側溝では側溝の中の断面積は決まっていますが側溝横に浸透層を設けるので多くの雨が降った際に側溝横の穴から水を逃がしその浸透層を大きくすることで一時的に何倍もの水をためることができ、徐々に地下に水を浸透させ冠水を遅らせることができます。
雨水浸透型 通称「ECO側溝」 | フジプレコン株式会社
まとめ
多くの雨が降ると地下に浸透しない水がほとんど川に一斉に流れ込んでいきます。
東京や都市部などでは巨大な水を一時的にためる施設、大きな施設の地下や駐車場の下に一時的に水をためる施設をお金をかけて作ることもおおいと思いますが、そんな雨水対策を小さな側溝からでありますが側溝は町中広がっているので災害に強い街つくりに貢献できたらと日々思っています。
みなさま気を付けて元気に安全に。
酒井隆
最新記事 by 酒井隆 (全て見る)
- 災害に強く早く施工できる自由勾配側溝 - 2024年1月19日
- ナイアガラの滝に行ってきました~ - 2023年11月10日
- 交差点の水たまりや冠水対策で使用できる スリット側溝 - 2023年9月8日
関連記事
-
ららぽーと愛知東郷!
こんにちは、側溝アドバイザーの名川です。 毎日すごく暑いですが、なんとか生きています。
-
SE側溝の施工ってこんな感じです
近頃めっきり寒くなって、朝起きるのが辛い季節になってきました。側溝アドバイザーの名川です。 ま
-
スーパーやコンビニでオススメです。箱形スリット側溝(SE側溝)
今日は側溝アドバイザーの酒井です。 春になりましたね。朝はまだ少し寒いですが日中は暖かいですね
-
雑草対策現場で活躍するJRC防草用コンクリートマット紹介
ご存じでしたか? 施工が簡単で効果が長持ちする 雑草対策製品があることを!! &n
-
大雨時には冠水とアンダーパスには気を付けてガラスを割る道具がありますよ
今日は側溝アドバイザー フジプレコンの酒井です。 今年のお盆休みはほんと雨雨雨でした。高校野球
- PREV
- コンクリート勉強会開催します
- NEXT
- やっと解禁です。