材料試験も大切ですよね!JRCケーブルトラフの原材料、補強筋の試験立ち会い!と、名古屋の美味いラーメン!
こんにちは、豊橋工場の岸川です。
今回は、主にJRCケーブルトラフの材料である補強筋の試験を実際に試験所で現認してきました。
JRCケーブルトラフとは
わかりやすく説明いただいてるのがこちら 営業マン→藤井くんのブログ
で、軽量化を実現するために、薄層部材とし、以下のガラス繊維による補強材を利用しています。
①短尺繊維
②ロービングネット
③樹脂含浸補強筋
①短尺繊維は、コンクリートやモルタルに一緒に練り混ぜ、均一に分散配置されることで、強度向上につながります。
②ロービングネットは、ガラス繊維を糸状にしたものを格子状に織り込んだもので、コンクリートやモルタルの表面に配置させ、ひび割れ防止などの耐久力を向上させます。
③樹脂含浸補強筋は、ガラス繊維の筋を鉄筋のように織り込み、樹脂を含浸させコーティングしたもので、破断防止に役立ちます。
この3つのガラス繊維材料を使うことで、得られるメリットや使用性能の向上につなげたものがJRCケーブルトラフです。
ガラス繊維の品質管理
当然ですが、ガラス繊維を製造するメーカーからの原材料や、仕様性能の品質管理(試験データ)結果をいただき、確認しております。ロービングネットとガラス硬筋は、製作された製品として完成されたあと、現物の検査をしますが、繊維系のJISに準じた引張り試験を実施しています。試験所は、公共の試験機関でもあります「名古屋工業研究所」
ガラス硬筋、ネットとも出来上がった製品から、試験用に切り出し、試験体を用意します。
専用の引張試験機
PCプログラムで制御され、データ取りされます。
細かい内容はここでは割愛しますが、「はい、バッチリ規格以上、合格のデータでした」通常の繊維と異なるため、この試験方法に合致させるために、メーカーさん、研究所さんの試行錯誤が当初あったと聞いて、フジプレコンはコンクリート製品を作るための材料ですが、ガラス硬筋、ネットが商品の場合、これもまた、同じメーカーとしてのご苦労があることをあらためて知りましたし、なにより、信頼のおける試験データであると確認できました。(昨今の報道ニュースで話題の“改ざん”はないこと)
今後も自社の製品品質管理はもちろんのこと、材料・部材の品質にもしっかり気を配り確認していきたいと思います。
この日は、とても寒く、夕方ということもあって、せっかく名古屋まで来たので、あったかい麺!今日は名古屋でラーメン!と言えば「本郷亭」の白湯ラーメン(塩味豚骨こってりな味で、厚切りのチャーシューが3枚)「間違いなし!うまし!」
今年もあと2週間ほどですね、私は今年はこれで最後の投稿となります。
少し早いですが、今年も本当にお世話になりました!また、来年もどうぞよろしくお願い致します!「よいお年をお迎えください!」

岸川宏幸

最新記事 by 岸川宏幸 (全て見る)
- コンクリートを形成するためのパーツ~3Dプリンター使ってみた~ - 2021年3月22日
- 目指せ全国店舗制覇!に向けて~レオン・レオンウッド・ビーン~&ららぽーと愛知東郷 - 2020年10月23日
- 初秋のはじまりは、やっぱり日本海・北陸行脚(GoToトラベル利用でお安く) - 2020年10月2日
関連記事
-
-
ラーメンの写真がたまってきたので。。。
こんにちは!営業部の土井です! 春らしく暖かくなってきましたね! こ
-
-
セキュリティトラフ!
なかなか、なつい夏い日々が続いてますが、気分はいかがでございましょうか(^^;; 僕は正直夏は
-
-
アルペンルートに行ってきた!~トロッコ編~
ようやく涼しくなってきましたね!秋風と心地よい日差しを気持ちよく感じる季節となりました。 秋に
-
-
梅雨の季節といったら…
こんにちは(^O^)、本社工場の山下です。 以前のブログから今回のブログまで我が社フジプレコン
-
-
知多半島のスイーツを食す☆
こんにちは、本社工場の山下です(^^)/ 東京オリンピックも無事閉会式を迎えることができ、これ
- PREV
- 冬を満喫する!…予定です
- NEXT
- X japan のファン必見!